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アマチュア落語家の小竜治です。
今回は、着物のたたみ方の解説記事です。
こんな方は、ぜひ参考にしてくださいね。
- まだまだ着物に不慣れな初心者さん
- 久々に着物を着て、たたみ方を忘れてしまった経験者さん
それでは解説していきます。
目次
着物をたたむ9ステップ
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/03/PXL_20220331_104200400-1024x768.jpg)
着物をたたむ工程は、全部で9ステップあります。
まずは上の写真のように、脱いだ着物を広げます。
たたみやすくするため、物がなくて平な場所に広げましょう。
ステップ1
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/03/PXL_20220331_104329852.MP_-1024x768.jpg)
まずは、着物の右側から。
着物の脇の縫い目を意識しながら、写真のように綺麗に広げます。
ステップ2
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/04/PXL_20220331_104329852.MP_-1024x768.jpg)
次は、内側から外側に折り返しましょう。
写真の赤丸部分をつまんで手前に引きます。
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/03/PXL_20220331_104421280-1024x768.jpg)
着物に折り目がついてると思うので、それに沿って綺麗に折ります。
ステップ3
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/04/PXL_20220331_104421280-1024x768.jpg)
今度は、これまでさわっていなかった左側にとりかかります。
左側の衿先とつま先(裾のほう)をつまんで手前に引き、右側と合わせます。
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/04/PXL_20220331_104513560-1024x768.jpg)
写真の赤丸で囲んだところですね。
このとき、衿の部分も綺麗にそろえておきましょう。
ステップ4
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/04/PXL_20220331_104513560-1-1024x768.jpg)
ステップ3の状態から、脇下と裾の脇のほうをつまんで、手前に引きます。
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/04/PXL_20220331_104546314.MP_-1024x768.jpg)
手前に引いて、左右の脇線をそろえましょう。
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/03/PXL_20220331_104615122-1024x768.jpg)
ステップ5
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/03/PXL_20220331_104641635.MP_-1024x768.jpg)
左右の脇線をそろえたら、残っていた左側の袖を手前に引き、左右の袖を合わせます。
肩や衿のあたりがシワにならないように、綺麗にそろえましょう。
ステップ6
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/04/PXL_20220331_104641635.MP_-1024x768.jpg)
裾から脇下のほうに向かって半分に折ります。
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/03/PXL_20220331_104702554-1024x768.jpg)
ステップ7
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/04/PXL_20220331_104702554-1024x768-1.jpg)
ステップ6で半分に折ったのを、さらに半分に折ります。
このとき、左手を手刀の形にして、折る場所の真ん中あたりに添えると、上手に半分に折れます。
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/03/PXL_20220331_104726935-1024x768.jpg)
だいぶコンパクトになりましたね。
ステップ8
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/04/PXL_20220331_104726935-1024x768.jpg)
袖の部分を中央に向かってたたみます。
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/04/PXL_20220331_104744221.MP_-1024x768.jpg)
袖のはじっこをつまんで奥のほうに持ってって・・・。
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/03/PXL_20220331_104759765-1024x768.jpg)
綺麗にそろえます。
ステップ9
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/04/PXL_20220331_104759765-1024x768.jpg)
反対側の袖も、折りたたみます。
ただ、このときは着物を持ち上げる必要があるので気を付けましょう。
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/03/PXL_20220331_104844929-1024x768.jpg)
つまんで持ち上げて、奥の表面が、下側になるようにたたみます。
このとき、気を付けないと、せっかくたたんだ着物が崩れるので、注意しましょう。
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/03/PXL_20220331_104858035-1024x768.jpg)
これで完成です。
着物をしまう
たたんだ着物をしまいましょう。
本当は風呂敷にしまうのがカッコイイんですけど・・・。
私は、着物を買ったときについてきた着物カバーに未だに入れてます。
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/03/PXL_20220331_105122647-1024x768.jpg)
最終的には、この状態までコンパクトになります。
![](https://yarurakugo.fun/wp-content/uploads/2022/03/PXL_20220331_105203308-1024x768.jpg)
この状態で、落語用バッグに入れて持ち歩いてます。
普通のトートバッグに入れてるのですが、
「え?そこに着物が入ってるの?」
と、よく驚かれるので、かなりコンパクトにたためてるのだと思います。
着物のたたみ方の解説は以上になります。
まとめ
今回は、落語初心者さん向けに、着物のたたみ方を解説してみました。
私は通っている落語教室で着物のたたみ方を教わったのですが、最初は自分でたためるのか、不安でした。
でも、心配いりません。
着物に折り目がついてるので、それを目安にたたむことができます。
何度か経験すれば、そのうち慣れてきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。