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アマチュア落語家の小竜治です。
私が通っている落語教室では、コロナが広まってから、オンラインでの稽古も始まりました。
先日、試しにオンライン稽古を受講してみましたので、その感想を書きます。
この記事は、次のような方の参考になるかと思います。
- コロナが落ち着くまでは外出を控えたい方
- 仕事が在宅だから平日の夜に自宅で稽古したい方
- 都内の落語教室まで通うには遠方の方
参考になれば幸いです。
落語教室のオンライン稽古を受講するのに必要なもの
オンライン稽古を受けるのに必要なものは、これらです。
- ネット環境
- Zoomを利用する端末(PCやタブレット、スマホ)
- オンライン稽古料1,000円
- 座布団(または代わりになるもの)
- 稽古をするスペース
順番に見ていきましょう。
Zoomを使える環境(ネット環境、PCやスマホなどの端末)
私が通っている落語教室のオンライン稽古はZoomを使ってやるので、ネット環境と、Zoomを使える端末は必須ですね。
これらが用意できないと、オンライン稽古を受講することはできません。
私はPCでZoomを使いましたが、別にスマホでも十分だと思います。
こちらから教室の様子は別に見えなくてもいいので、画面サイズは重要ではありません。
落語は所作や表情も大事なので、タイムラグがあると致命的です。
なので、ネットの速度は重要ですね。
受講料
オンライン稽古を受けるには、1回につきプラス1,000円かかります。
まあ、往復の電車代だったり、移動時間のことを考えれば、1,000円払ってもいいかな、って感じです。
座布団
座布団はあったほうがいいですが、代用できるものがあれば足りますね。
私は薄手のマットを折りたたんで座布団の代わりにしました。
稽古場所のスペース
カメラとなるPCやスマホを置く場所と、カメラに向かって落語をやるスペースが必要です。
私の場合、PCの位置と座る位置の距離は、160~200センチぐらいでした。
PCの高さは、ローテーブルに置いた高さです。
これらで、ぎりぎり体の全体が映る状態でした。
オンライン稽古の前に、すわったときに体全体が映るか確認しておいたほうがいいですね。
私は動画を自撮りして、PCを置く位置やディスプレイの角度を調整しました。
三脚(稽古風景を撮影する場合)
せっかくなので稽古風景を撮影しようと思い、三脚もセッティングしました。
動画だと所作や表情を自分で確認できるので、勉強になりますよ。
落語教室のオンライン稽古の流れ
オンライン稽古の流れはこんな感じです。
- 落語教室にオンライン稽古の申し込み
- 落語教室からZoomのURLがメールで送られてくる
- 当日の稽古時間になったら、送られてきたURLにアクセス
- 落語教室スタッフによるカメラ位置の確認
- 出番が来たらカメラの前で落語をやる
順番に説明しますね。
オンライン稽古の申し込み
通学で受講していても、事前に申し込めばオンライン稽古に変更することもできます。
「○月○日の稽古、オンラインに変更したいんですけど」
と、落語教室に連絡すればOKです。
私は最終稽古日をオンライン稽古に変更してもらいました。
それまでずっと私服で稽古していたので、一度は着物で稽古をしておきたかったからです。
ZoomのURLがメールで送られてくる
落語教室のスタッフから、当日のオンライン稽古のURLがメールで送られてきます。
メールを受信するだけで、こちらからのアクションは不要です。
オンライン稽古のURLにアクセス
ここから先は、稽古日当日の流れです。
稽古の時間になったら、事前に受信していたオンライン稽古のURLにアクセスします。
落語教室のスタッフから承認されると、接続完了。
この段階では、カメラオフ、音声ミュートの状態で大丈夫です。
稽古の順番は、Zoomのチャットで教えてもらえます。
カメラ位置の確認
自分の出番が近づいてくると、落語教室スタッフによる、カメラ位置の確認があります。
用意した座布団にすわって、カメラの位置に問題ないか確認してもらいましょう。
問題なければ、あとは出番まで待つだけ。
カメラに向かって落語をやる
落語教室側のセッティングが終わったら、いよいよ稽古開始です。
カメラに向かって落語をやりましょう。
落語教室のオンライン稽古を受講してみた感想
今回、はじめてオンライン稽古を体験しました。
感想としては、「通学での稽古とそれほど変わらないな」と思いました。
以下、私が感じたオンライン稽古のメリット、デメリットを紹介しますので、参考にしてください。
オンライン稽古のメリット
まずはメリットから。
- 移動時間がいらない
- 天候が気にならない
- 着物で稽古して、片付けもすぐできる
- 他の受講生のことが気にならない
- 教室内の物音が気にならない
自室でやるので、誰もいない空間で集中できるのがよかったです。
落語教室だと、稽古の途中で他の受講生が入ってきたりすると、けっこう気が散るんですよね。
あと、座る位置によっては、ネタ中に上下(かみしも)を向くときに目が合いそうになったりするんですが、オンラインだとそれがないので気楽でした。
オンライン稽古のデメリット
次にデメリットです。
- 受講料が1,000円かかる
- 声のボリュームがどのぐらい出せばいいかわからない
- 他の受講生の反応がわからない
声のボリュームが難しかったです。
うちは賃貸マンションなので、大声でやるのは気が引けましたし、どのぐらいのボリュームでやればいいか、ちょっと悩みました。
それと、他の受講生の反応がわからないのも、デメリットだと思いました。
やっぱり稽古中でも、ちょっとでも笑いが起きたほうが嬉しいですからね。
まとめ
以上、落語教室のオンライン稽古を受講してみた感想でした。
私としては、通学のときとそれほど変わらない感じで稽古できたと思います。
先ほど書いたメリットとデメリットのうち、それぞれの1番を選ぶとしたら、これですかね。
- メリット:他の受講生のことが気にならない
- デメリット:声のボリュームに気をつかう
まあそれでも、メリットのほうが大きいかな、と感じました。
講師側の意見も気になるので、もし談修師匠にお聞きするタイミングがあれば、ちょっと聞いてみたいですね。
聞けたら、また記事にします。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。